めもかん。

徒然なるままに、ぴよぐらし。

ほぼ日手帳がやってきた

目次

 

経緯

空前のマイ手帳ブーム

 この記事でも話した通り、空前の手帳ブームが私の中で巻き起こっていた。私の手帳ブームは次の年のスケジュール帳が発売される10〜11月のこの時期に起こる。

 文房具が好きで、小学生の頃からシールやメモ、鉛筆を集めていた。途中ぱったりやめてしまったが、マスキングテープが高校生くらいから話題になったことや、Instagramほぼ日手帳の存在を知ったこともあり、大学生くらいの頃からまた少しずつ集め始めた。

 中学生の頃から日記というか、趣味のことを好きなときに好きなだけ書くノートを定期的に作っては飽き、作っては飽き、を繰り返していた。

 大学生の頃はマークスの手帳を愛用していた。ウィークリーレフト手帳である。大学生の頃は課題も多かったし諸事情から成績管理をしないといけなかったので、それはもう重宝した。手帳の目的が「スケジュール管理」+「日記」となった。日記は毎日は続けられないズボラな女なので、書きたいときに書いていた。

 しかし、ライフスタイルの変化により、手帳を「スケジュール管理する」という意味では使用できなくなった。現在の受け持っている仕事柄、スケジュール管理がマンスリーの置型カレンダーでないと意味を成さなくなったのである。

 となると、手帳の目的が「日記」、すなわちライフログを残すのみとなってしまった。先述の通り、私は習慣的に日記を付けるのが苦手だ。日記を付けたいのに付けられない。

 そんなときだった。私は突然、自分で何かを習慣化できることに気付いてしまった。推しというか神のお告げである。別のところで夢小説(ほぼほぼ夢エッセイ、傍から見れば妄想日記のようなものである)を毎日一話更新するような形で仲の良い一部フォロワーに向けて限定公開するようになった。もうすぐそれも一年分となる。また、特定ゲームも毎日ログインするようになった。余談だが、その分課金も増えた。

 ほぼ日手帳のような一日一ページ手帳を習慣化することに憧れのあった私は、「夢小説を毎日書けるなら、ルーティン化すれば憧れの一日一ページ手帳だって使いこなせるのでは?」と考えた。そして実行に移した。

 

 

 

手作り一日一ページ手帳

 一日一ページ手帳。買っても使わないかもしれない。そう思って、作ったのがこれだ。


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 過去に放置していた日記帳(好きなときにしか書かない)に、100均で購入した印刷できるシールをノートに貼り付けるという暴挙に出た。

 ちなみに、使用しているノートは私が大好きなMDノートである。

ミドリ ノート MDノート 文庫  方眼罫 15001006

ミドリ ノート MDノート 文庫 方眼罫 15001006

 

 手作り手帳を使っていた時期が過去にあったこともあり、自分で使いやすい手帳を作れば良いのでは、と私は考えた。そのときの私は自分を天才だと思ったことだろう。

 ライフログを左に、一日のコメントを右に書く。一日のコメントはない日があってもいい。下には体調を書く。などというふわっとしたルールを設けた。

 すると、一ヶ月以上続けることができた。ズボラな私でもやろうと思えばできる。更に自分を褒め称えた。

 しかし、この手作り手帳もどきにはデメリットがあった。

 

手作り手帳は面倒くさい

 そう、手作り手帳は面倒くさいのである。

 印刷したシールをカッターで切ったり貼ったりする作業。一ヶ月に一回とはいえ、一日で終わらそうとすると私なら半日以上かかる。楽しいけど時間がかかりすぎる。せっかくの休みが削られるのは少し悲しい。それなら、その半日をゲームしたり手帳やノートに何か落書きしたりアニメ見たりする時間に充てたい、という気持ちの方が手帳作りの楽しさを上回ってしまった。

 とはいえ、2019年もあとわずか。手帳は至るところに売られている。

 ……もういっそのこと買ってしまえばよいのでは?

 私もそう思う。

 悩みに悩んだ末、私はまた天下のAmazon様を頼った。

 

買ったもの

ほぼ日手帳2020 オリジナル Avec

 文房具好きというか手帳好きなら一度はこの名を聞いたことがあるはず。ほぼ日手帳である。本当は公式ストアで購入する予定だったが、早く手元に欲しかったのでAmazonで頼んでしまった。Amazon様様である。

 Avecは、ほぼ日手帳の分冊バージョン。一冊で半年分。一日一ページの手帳は分厚くて携帯しづらく書きにくいが、分冊にすることでそれらのデメリットを解消している。

 ちなみに、ほぼ日の商品は以前公式ストアで購入した経験がある。そのとき購入したのは

ほぼ日手帳weeks ホワイトライン/ブラック(2020年版が見つからないので2017年版を貼っておく)とほぼ日の週間手帳。前者は使い始めたのが就職後だったため、当時の私の使用目的に合わず、途中で使うのをやめてしまった。後者は日記を書いていたが、ネガティブなことも一緒くたに書いてしまって、というかネガティブなことしか書けなくなって精神的に病む一因となったのでやめた。日記や手帳はやることをできた自分を褒めてナンボである。

 

キングジム +Kraft[クラフト]

キングジム ノートカバー クラフト A6 グレー 1971KFクレ

キングジム ノートカバー クラフト A6 グレー 1971KFクレ

 

 一緒に買ったもの。ほぼ日手帳は基本的にカバーが無いため、カバーも購入した。手帳カバーが無いということは、公式のカバーを買うもよし、他で気に入ったカバーを使うも良し、という自由がある。ついでにこれもレビューする。

 

買ってないもの

MDノートライト 方眼罫
ミドリ ノート MDノート ライト 文庫 方眼罫 3冊 15208006

ミドリ ノート MDノート ライト 文庫 方眼罫 3冊 15208006

 

 MDノートライトの3冊セット版。MDノートという書きやすいノートが薄い分冊版になって持ち運びに便利となった神商品。レビュー後半に少し出てくる。

 レビューはしないが、簡単に説明すると紙質がしっかりしているノート。書きやすいし触り心地がとても良い。あとデザインがシンプルでお気付きだろうが個人的にお気に入り。

 

レビュー

ほぼ日手帳オリジナルAvec(本体)

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 開封直後。袋の中身を全部取り出してみた。


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 MDノート 文庫 無罫との比較。A6の文庫サイズなので当たり前だが全く同じサイズである。厚さはあまり変わらない。

 ほぼ日手帳の本体にはしおり紐が付いていないため、しおりなどをページに挟んでおくか、自分で付けるか、しおり紐があるカバーが必要になる。

 紙は薄くて軽い「トモエリバー」を使用しているらしい。MDノートのしっかりした紙質に慣れてしまっていたからか、破りそうで少し不安になった。weeksのときも思っていたけど、触り心地は一般的な手帳やノートより断然いい気がする。でもやっぱり私の中ではMDノート>ほぼ日のトモエリバーコクヨのキャンパスノート>その他かもしれない。

 写真を取るのを忘れていたので載せないけれど、ゼブラのSurari 300 0.5とかボールペンだと紙が薄いため下敷きをしないと裏がすぐボコボコしてくる。パイロットのJuice up 0.4みたいな感じの水性ペンだとボコボコはないけれど裏写りが気になる人は気になるかもしれない。私は気にならなかった。

 ちなみに、年号が決定する前に作成されたので、どのページも年号は入ってない。残念ながらAvecには4月はじまり版はないらしい。


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 年間インデックス。前期には2019年12月~2021年3月、後期には2020年6月~2021年5月まで収録されているらしい。ガントチャートや一日のトピック・ビッグイベントの記録などに使えそう。


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 マンスリーページ。前期には2019年12月~2020年7月、後期には2020年6月~2021月1月が収録。方眼であるため書き込みやすいが、6週目が狭い。


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 一日一ページ。

 月初めに1ページ書き込めるところがある。

 日別ページは左側に日付・曜日・その年の何日目であるか・月の満ち欠けとバーチカルタイプのようなタイムライン、右上にはチェックボックスが5つ。よく見たら日付には旧暦も書いてある。

 ページには左と右を区切る線が入っているが、方眼自体が目立たないデザインなので、さほど気にはならなさそう。

 下部には日々の言葉、右側ページのみ右下に当月カレンダーがある。

 祝日の場合はうっすら祝日名がページ背景に入っている。

 A6なので、人によっては狭いと思う人もいるかもしれない。個人的には狭いと言うが丁度いい気がする。Avecは一冊がオリジナルより薄いため、他のノートやほぼ日のノートなどと一緒に持ち歩ける。1ページで足りない日はサブノートを持ってそちらを使えばいいかなと思っている。

 

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 巻末。Avecなのでメモページは一枚のみなのが少し寂しい。手帳によくある付録ページも付いている。

 

手帳カバー装着

 MDノート ライト 文庫 方眼罫をサブノートとして使っているため、一緒に装着してみた。

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 これは正しくない使い方らしい。そりゃあ入れにくいはずだ。みんなはマネしないでね。


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 こちらが正しい使い方。

 

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 カバーは合計15㎜まで対応している。少し余裕があるため、ページにマステなどを貼って少々分厚くなってしまっても問題なさそう。ただ、貼り過ぎると収まらなくなりそうで怖い。

 

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 新しすぎてまだ閉めにくい。このカバーを使うならペンは細いほうがいいかもしれない。

 

まとめ

 半分以上が購入の経緯になってしまったが、これは私のブログなので良いとしよう。

 実際の使用感は来年が始まらないとわからないので何とも言えないが、ほぼ日手帳が届いて私がはしゃいでいるのが伝われば何よりである。伝われば、って誰向けなんだろう。私にも分からない。

 実際に使うのが楽しみ。それまでに手帳を続けられたらいいな。というか続ける。私はやればできる子。